homespun

ホームスパン                       みちのくあかね会

  

「HOME」家で  「SPUN」紡いだ

 

 羊毛を 手染め 手紡ぎ 手織りした

軽く温かい ざっくりとした風合いの織物

 

 岩手のホームスパン技法は

明治時代 綿羊飼育が導入された際に

英国人宣教師によって伝えられた

 

大正・昭和にかけては農家の副業となり

現在は伝統産業として生き続けている

 

 その感触は肌に馴染み

丁寧な作りは長くの使用に応える


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2018 GWのお知らせ & 5/19オープンデー

明日からゴールデンウイークが始まります。岩手は桜が見頃の場所もまだたくさん残っています。お休みにお出かけになる際は「ぜひあかね会にも、、」と言いたいところではございますが、申し訳ありませんがほぼ休みとなります。5/1だけは開いております。ぜひ、昭和レトロの空間をご覧下さい。盛岡手づくり村では期間中毎日機織り体験できます。中には混み合う日や時間もあるかとはございますが、他たくさんの体験もありますので、お時間余裕持ってお楽しみいただけたらと思います。はたおり教室の場所が分かり難いので必ずスタッフの方にお聞き下さい。お土産売場の奥の階段で2階に上がります。

 

盛岡市内の紺屋町界隈では「紺スタ」の愛称で親しまれるイベントが始まっています。4/21~5/20までの期間に街歩きしながらスタンプラリーをするという壮大な企画。紙町銅版画工房さんの作成したスタンプは押すと本当に楽しいです!参加店の「ござ九」さん、「かわとく壱番館内丸店」さん、「ひめくり」さん、「もりおか歴史文化館」であかね会製品のお買物ができます。あかね会は隣町から応援しつつ、秘蔵のスタンプをご用意しております。ご希望の方はお申し付けください。

 

冬季に取材いただいた「はいたび」さん。現在は春号が道の駅や高速道サービスエリアなどで手に入りますが、WEBであかね会が表紙の冬号がご覧になれます。ゆうちょのポスタルくらぶの冊子「カラフル」さんは写真たっぷり読み応え充分な4ページ。岩手県観光協会ホームページ取材では、わんこきょいだいのそばっちが初来場しました。

 

オープンデーは5/19(土)です。やっとやっとの春。汗ばむ季節の前にお気に入りのホームスパンを探しに、ぜひどうぞ。


ホームスパンができるまで

 

みちのくあかね会のホームスパンマフラーはすべて手作業で作られています。

染め、紡ぎ、織りはそれぞれの工程に分かれて担当しています。

 

原毛

作るものによって羊毛の種類を選ぶ。

染め

原毛を染料で染める。

解毛

手で毛の固まりをほぐす。

カーディング

カード機に通し毛並みをそろえる。同時に混色も行う。

紡ぐ

回転をかけ、太さと撚りを調節しながら糸にする。


整経

たて糸の幅の必要な本数と長さを整え、巻き取る。

綜洸通し

たて糸を織りのデザインに合わせて通し、機にセットする。

織る

シャトル(ひ)を使い、たて糸によこ糸を組み合わせて布に織る。

検反・補修

織り違いや結び目が無いかチェックし、手直しをする。

縮絨

お湯に入れて軽く押し洗いし、生地の風合いを出す。



みちのくあかね会について

 みちのくあかね会は戦後、夫を失った女性が暮らしの糧を生み出すための授産施設として始まりました。昭和33年に「盛岡婦人共同作業所」が発足し、そこで製造されたホームスパンを販売するため昭和37年に「株式会社みちのくあかね会」が設立されました。創業50年を越える現在に至るまで、製作のすべての工程はもちろん運営もすべて女性だけで行われている由縁です。

 

古い木造の建物でみちのくあかね会のホームスパンは作られています。ここでの日々はよく「時が止まったよう」だと評されます。暑い日は開け放された窓から響く機の音を便りに、旅の方がお立ち寄りになります。極寒の日には染め作業中の湯気や手に触れる羊毛の暖かさが身に沁みます。盛岡市街とさほど離れぬこの場所で、タイムスリップしたような風景の中で、五感を通してホームスパンを味わいながら作っております。



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