homespun

ホームスパン  みちのくあかね会



 


  

「HOME」家で  「SPUN」紡いだ

 

 羊毛を 手染め 手紡ぎ 手織りした

軽く温かい ざっくりとした風合いの織物

 

岩手のホームスパン技法は

大正・昭和にかけて農家の副業として定着し

現在は地場産業として生き続けている

 

 その感触は肌に馴染み

丁寧な作りは長くの使用に応える


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「盛岡には、冬を待つ楽しみがある。」

「盛岡には、冬を待つ楽しみがある」

この言葉は、岩手県在住の作家・高橋克彦さんより過去のみちのくあかね会リーフレットのためにいただいたものです。現在【Creema SPRINGS】にて予約受付中のマフラーのためにあるような素敵な文章です。ぜひご一読いただき、そして『色の宝石!盛岡のオールハンドメイド~』から始まるプロジェクトの応援よろしくお願いします!

品物がすべてを語る。-作家 高橋克彦さんー

ぼくの記憶の中に、おやじがホームスパンのジャケットを25年も着ていたということがある。今、ぼくが改めてホームスパンを身に付けてみると体でその良さを実感するね。

羊毛の一本一本が空気という糸と一緒に織り込まれていて、薄くて軽いのに体中の熱というものを封じ込めてくれる。

盛岡を愛する心は、きっとぼくは誰にも負けないと思うけれど、地元発信といっても、まだまだ口先だけのものもある。しかし、ここあかね会の女性達が実際に毛を紡ぎ、機織り、ホームスパンに真剣に向き合って来た長い時間を思うと、この灯は消してはならないと思うよ。そして品物がすべてを語る。

良い物は良い、それだけだ。

盛岡には、冬を待つ楽しみがある。


ホームスパンができるまで

 

みちのくあかね会のホームスパンマフラーはすべて手作業で作られています。

染め、紡ぎ、織りはそれぞれの工程に分かれて担当しています。

 

原毛

作るものによって羊毛の種類を選ぶ。

染め

原毛を染料で染める。

解毛

手で毛の固まりをほぐす。

カーディング

カード機に通し繊維をそろえる。同時に混色も行う。

紡ぐ

回転をかけ、太さと撚りを調節しながら糸にする。


整経

たて糸の幅の必要な本数と長さを整え、巻き取る。

綜洸通し

たて糸を織りのデザインに合わせて通し、機にセットする。

織る

シャトル(ひ)を使い、たて糸によこ糸を組み合わせて布に織る。

検反・補修

織り違いや結び目が無いかチェックし、手直しをする。

縮絨

お湯に入れて軽く押し洗いし、生地の風合いを出す。



みちのくあかね会について

 みちのくあかね会は戦後、夫を失った女性が暮らしの糧を生み出すための授産施設として始まりました。昭和33年に「盛岡婦人共同作業所」が発足し、そこで製造されたホームスパンを販売するため昭和37年に「株式会社みちのくあかね会」が設立されました。創業60年を越える現在に至るまで、製作のすべての工程はもちろん運営もすべて女性だけで行われている由縁です。

 



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